うるうるの読書遍歴~小学校中高学年編~
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小学校3年生に今でも度々思い出すほど大好きで最も影響を受けた作品と出会います。それが『地獄堂霊界通信』
初めて手に取ったときはタイトルさえ読めませんでした。しかし読んでみると個性的なワルガキども、心霊現象の裏にある生きた人間の香り、生きるということ、死ぬということその他さまざまなことについて一度ならず二度三度と考えさせられました。特に印象が強いのは恨みを持ったまま怨霊となっても他者に利用され当初の目的を見失っていしまった8巻『ワルガキと地獄のドライブ』
心霊現象なんざ関係なく人間の悪意だけで塗りつぶされた13巻『ワルガキ最悪の危機』
人は戦う生き物であり与えられた幸福では真に満足することができないと主張した15巻『幸福という名の怪物』
他にも6巻や11巻なども大好きです。知らなかった人も多いと思いますが一度読んでみることを強くお勧めしたい作品です。
地獄堂霊界通信なら1~16巻まで語れるのですが『妖怪アパートの優雅な日常』など他作品も面白く作者としても一番好きです。
小学4年生のころ、これも流行りでしたね『ハリーポッター』
魔法=杖=呪文とか空を飛ぶ=ほうきとかいうスタンダードな魔法世界の最も多きな下敷きとなったもの。ある意味で大戦犯なJ.Kローリング先生の著作です。このころは(今もだが)英語なんて読めるわけもなく上記画像の日本語訳版を読みました。どれも面白いですが最近では音割れポッターで話題の4巻『炎のゴブレット』が一番お気に入りですね。実写版のハーマイオニーは原作描写と違い可愛すぎてちょっと不満です。
ここから先中学生になるまでは大きな変革というものはなく横山光輝の『三国志』
だとか(実はこれがコロコロ以外で初めて読んだ漫画)を読んでましたね。
好きだったのは海外小説のドラゴンランスとか七つの封印とかですかね。
そんなこんなで悠々と読書ライフを送っていたうるうるくんですが中学入学にしてついに初めてのライトノベルと出会います
【中学生編】につづく