なみだいありー

書きたいこと

あの子に想いは届くのか

ロリに関する記事で話題の某サークル所属のうるうるです。この記事が公開される頃にはその記事の該当部分は削除されているので内容をどうしても知りたい方はぼくに言ってください、ぼくのカンッペキな記憶力から一言一句違わず捏造します。

某記事では著者がロリコン呼ばわりされたところから始まっています。ロリコンとは現代日本ではほぼ幼女趣味の性犯罪者、もしくはその予備軍に対して用いる呼称です。何の罪もない一般人に対して用いるのは非常に失礼極まりない呼称といえるでしょう。某著者は本当にこの蔑称で呼ばれるに値するのでしょうか?

 

理路整然とした議論には適切な前提が必要です。そのためにまずはロリコン、正式名称ロリータコンプレックスがなぜここまで嫌われているのかを説明しましょう。

ロリータコンプレックスというのは簡潔に言えば幼女趣味、大人の女性より未成熟な少女に対してより強い性的興奮を抱く性的嗜好の持ち主のことです。主に少女と年の離れた大人の男性に対して用いられます。

さて、なぜロリータコンプレックスは社会的に弱い立場にいるのでしょうか?

その答えを出す前にロリータコンプレックスの歴史を少し紹介します。ロリータコンプレックスの存在は遥か古くから存在します。実話ではイスラム預言者ムハンマド50歳の時に9歳の少女アーイシャと結婚をしています。

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なお、その他のキリスト教ユダヤ教ヒンドゥー教でも幼い少女との婚姻は教義より認められています。ちなみに最近話題の同性愛は処刑、または村八分にされることもそれぞれの教義により決まっていました。この辺りはすべての宗教に共通する『産めよ殖やせよ』という観念から子孫を残せるロリータコンプレックスは問題なしという判断なのでしょう。

さて、ここまで読んでくれた皆さんはロリータコンプレックス現代日本で嫌悪されていることにどのように繋がるのか不思議に思ってきた頃かもしれません。もう少し情報を追加しましょう。ムハンマド(50)がアーイシャ(9)と結婚する際、イスラーム法には女性は9歳で一人前(大人に準ずる扱いを受ける)とする旨が記載されています。

さぁ、そろそろみなさんも分かりましたね。子孫を残せる一人前の女性と見做されれば性の対象として問題ないわけです。よって未熟な少女を保護しようという意識からロリータコンプレックスという概念が産まれ、現在まで忌み嫌われてきたというわけです。

 

以上の議論よりロリコンであるかどうかの分岐点はその対象が成熟した女性であるか、繁殖能力があるかが焦点になるわけです。

今回の某著者の場合はその対象は『ポケットモンスター サン・ムーン』に登場するスイレンというキャラクターになります。

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スイレンが成熟した女性であるかどうか。つまり某著者がロリコンであるかどうかを分けるのはただ一点。

 

スイレンが初経を迎えているかどうかにかかっています。

 

検証をするために『ポケットモンスター サン』を立ち上げてスイレンの家に向かいました。f:id:uluulu3333:20190517232217j:image

スイレンの部屋を一通り探索したのですが生理用品は見つかりませんでした。ゴミ箱も覗こうとしたのですが双子に邪魔されて見れませんでした。

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初経は寝ている間に起こることも多くベッドにその際の血がついていないかも調べてみましたが発見することは出来ませんでした。

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また、トイレなら生理用品が見つかる可能性が高いと考えたのですがおばさんが通してくれず調べることができません。この家は客人に漏らせと言うつもりなのでしょうか。

 

これらによりスイレンが初経を迎えているという決定的な証拠を得ることは出来ませんでした。スイレンはゲーム内で性に無頓着な様子も見受けられるため暫定的にまだ初経を迎えていない少女として結論とします。

よって某著者はロリコンです。

 

ぼくはアニメポケットモンスターサン・ムーンを視聴していないため、もしそちらでスイレンの生理用品や生理の証拠を見つけることができれば彼の疑いは晴れます。みなさん、彼の名誉のためにスイレンの生理の証拠を見逃さないようにアニポケを隅から隅まで調べ尽くしてください。

読んでないし見てないけど五等分の花嫁評価

みなさんこんにちは、ゴールデンウィークが終わって灰色の平日に押し潰されそうなうるうるです。

五等分の花嫁のアニメ放送が終わってもTwitterのTLでしきりに戦争を繰り広げている人たちがいて、ぼくも参加したいなと少しだけ思いました。

2019年5月7日現時点ではマンガを読んでないしアニメも見てないのでほぼTLからの情報でヒロイン評価をしていきたいと思います。

ヒロインたちの数字順に行きましょうか。

なお、画像は公式サイトからスクショして切り取っています。

 

 

中野一花

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お姉さん属性、かわいい、クズ、メンヘラ、人気が下がって当たり前、それでも俺は推すetc

みたいなことを言われてましたね。メンヘラの度合いが分かりませんが他を蹴り落としてでもチャンスを掴みにくるの結構評価してます。あと、容姿がかなり好き。

 

中野二乃

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正ヒロイン、落ちないわけがない、他推しだけど分かる、単体のパワーは高いけど不利対面が多い、怖い、人に睡眠薬を盛るクズetc

などなどですね。TLでも特に言及が多いです。若干ヤンキーっぽいし容姿はそんな好きじゃないですね。それでも時たまTLに流れてきた告白のシーンはあそこだけでも気にいるくらいパワーはあった。でも睡眠薬盛るのは社会性・倫理観ゼロ、よって論外

 

時崎狂三

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狂三(きょうぞう)としか読めない、かっこいい、強すぎ、可愛すぎてアドしかないetc

満を持して登場する俺の推しキャラ!カッコいいですよね〜。目的を達成するために自分の力を余さず使えるところが良いし、なんだかんだピンチになったら助けてくれるヒーローでもあるし。うーん、💯点満点‼️

 

四宮かぐや

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可愛い、ポンコツ、暴言量産機、かぐやちゃん、早坂愛が本体etc

最初は呪言メーカーだと思ってたけどなんだかんだ読んでるうちに好きになれましたね。可愛いしお金持ちだし。

まぁ真骨頂は人を見下してる時の目と表情でデレてあたふたしてるときのかぐや様はあんまり好きじゃないんですけどね。

かぐやちゃんはカス。

 

五月病

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皆様にはお伝えしていなかったのですが5月上旬頃から難病を患っています。手術を行うことができないらしく悲しい気持ちでいっぱいです。ただ、その病気は完治が充分可能だそうです。今後は持病としっかり向き合っていきたいと思います。

ちなみにその病気は五月病というらしくて

 

九十

破道の九十「黒棺」

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滲み出す混濁の紋章
不遜なる狂気の器
湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き 眠りを妨げる
爬行する鉄の王女
絶えず自壊する泥の人形
結合せよ 反発せよ
地に満ち 己の無力を知れ
破道の九十 「黒棺」

 

 

意味が分からないので終わります

世界の支配者のマンガ評価

こんにちは、最近かぐや様を購入して日々笑顔で過ごしているうるうるです。今までの漫画の中でトップレベルに面白いとは思うものの今まで読んだ漫画って何だっけ、と自分の記憶を探る旅に出かけてきたので記録に残しておこうと思います。

 

これは俺の世界のマンガの話で、別の世界の人間の存在を考慮していません。(訳:異論が通ると思うな)

 

10点満点で思い出した順に点数つけます。

 

かぐや様は告らせたい

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9点

 

よくあるラブコメだと敬遠してたけど読んだらかなり質の高いギャグマンガだった。めっちゃ頭のいいWORKING!!って感じ、テンポよくほぼ各話完結で後味も良い。

俺も藤原千花とアナログゲームしたい。

 

3月のライオン

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8点

 

将棋も人間ドラマも読み応えがある。各キャラクターがとても人間臭くて優しさと暖かさを伝えてくれる。テンポがあまり良くないのと将棋と人間ドラマの比率がちょっと気になるくらい。

おっさんみんな最高だぜ。

 

『咲』

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2点

 

可愛い子がよく出るような気がしたけど使い捨てが多くてあんまり名前覚えてない。麻雀部分は宇宙。

唯一の男さんもうちょっと頑張って。

 

ONEPIECE』(ホールケーキアイランド編まで)

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4点

 

序盤の方の絵が綺麗で話も分かりやすくて展開が爽快だった+ポイントと最近の展開も絵も場面もゴチャゴチャして分かりにくい-ポイントの結果。

頂上戦争編が一番好きなんですけどね。

 

NARUTO

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3点

 

ONEPIECEと同じでゴチャゴチャしてて分かりにくい、けどガイ先生がカッコ良すぎた。

最後の方の超展開についていけなかった。

 

『トリコ』

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2点

 

読んでて結構面白かったし俺は好きだよ。

 

BLEACH

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2点

 

最初の方読んだ時こんなつまらんマンガあるのかとビビった。破面編が好きなので2点で。

 

DRAGON BALL

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9点

 

絵がメチャメチャ綺麗でコマを見るとすぐに展開も状況も分かる、マンガってこんなに伝わりやすく描くことができるんだなって心の底から感動した。

こんなに長く続いたのにキャラの名前もほぼみんな覚えてる作品ってどんだけ凄いんだよ。

 

犬夜叉

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1点

俺には合わなかった。

 

結界師

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2点

 

結構好きだった筈なんだけど後で思い返したらどことか何が面白いのかあんまり覚えてなかった。

 

うしおととら

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9点

 

広げに広げた大風呂敷を綺麗に畳みきった傑作。初めっから最後まで一本の筋を通して完結させたのは構成の妙。

秋葉流と、とらの決闘シーンはいつ思い出しても震える。

 

SLAM DUNK

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10点

 

読め

 

未来日記

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3点

 

我妻由乃の愛と執着と狂気と幸せの話。キャラだけで5点あるけど後半の展開で-2点。

我妻由乃は大好きだけど幸せになって欲しくはなかった。

 

『Baby Step』

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2点

 

現実にかなり寄せていて物語が淡々と進んでいく印象。派手な部分はあまりないが堅実な作品。

テニス教えてくれる女の子俺にもくれ。

 

『FAIRY TAILE』

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2点

 

王道バトルものでなんと展開がいつも変わらないバトルが40巻以上に渡って繰り広げられる。大魔闘演武編はとても好き。

この作品の一番凄いところは掲載頻度(MAXで一月に12話だっけ?)。

 

テニスの王子様

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1点

 

読み返しません。

 

ポプテピピック

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1点

 

Twitterでよく見た。

 

ゆるゆり

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1点

 

耐えられなかった。

 

ご注文はうさぎですか?

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1点

 

辛かった。

 

ゆゆ式

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1点

 

もう許してくれ。

この辺で女の子しかいない作品を読むのを諦めた。

 

いちご100%

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2点

 

最近になって読んだせいかこの作品が他のラブコメと比べてそこまで面白いと思えなかった。

北大路さつきを選べない脳みそに蛆湧いてるヘタレ童貞優柔不断インキャは全身骨折したまま東京湾に沈め。

 

ニセコイ

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2点

 

12巻ぐらいまでは好きだった。最後の方はもう勘弁してくれよ。

幸せにな、宮本るり。

 

鋼の錬金術師

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6点

 

ダークファンタジーの名に相応しい世界観の作り込み。救いがない現実と暖かい理想の両立が良くできている。

キング・ブラッドレイがラスボスじゃダメだったんですか…?

 

HELLSING

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7点

 

人間の弱さと傲慢さがよく分かる。登場人物の殆どが変わらぬブレぬ強い意志を持っておりエゴとエゴのぶつかり合いがたまらなく好き。読みにくく、状況もわかり辛いのが残念。

少佐とペンウッド卿は素晴らしい。

 

幽☆遊☆白書

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2点

 

かなり年代が違うせいか読んでいて終始違和感が強かった。

 

HUNTER×HUNTER』(カキン国の王位継承戦途中まで)

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5点

 

念が出てくるまでが退屈に感じた。GI編のみなら9.5点ですね。

ネテロは結局何系の能力者だったんですかね。

 

ジョジョの奇妙な冒険』(2〜5部)

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6点

 

俺が思いつかない能力を使ってその見せ方、戦い方が非常に上手い。スタンドの出てくる3部以降は派手だがそれはないだろ、って展開もたまにある。

俺はジョセフが主人公の2部が一番好きだよ。

 

めだかボックス

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4点

 

球磨川

 

アイシールド21

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3点

 

キャラが覚えやすくて絵も見やすくてアメフトを知らなくても熱さが伝わってくる。色々すったもんだした挙句、最終的にはほぼ才能と根性以外に価値が無くなってしまったのが悲しい。

蛭魔妖一と姉崎まもりはどうなったのか気になって夜と講義中しか寝られない。

 

ワンパンマン

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6点

 

俺TUEEE系マンガ。ホンマか?画力が圧倒的でもう一種の芸術作品だろ。サイタマが出てくるだけで絶対の安心感を抱けるまでに至った一種の宗教作品。

サイタマを翻弄した蚊が作中最強の敵キャラですね。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あんまりマンガを読んでいないのでこんだけしか評価できませんでした。

世の中にはもっともっと面白い作品が眠っているはずなので推定6点以上の作品を教えてくれると3回回って吠えます。

ちなみに基準は2点ですよ?

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

俺の根源

哲学的で宗教的で俺以外に適用できない話です。

 

保育園のころから本を読むのが好きだったのでたくさんの本を読んでいた。その中の1冊として100万回生きたねこを読んだ。

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この猫は死んでは生き返り次の人生(猫生)を歩む。100万回の死が訪れても100万1回めの生を体験できる。昔の俺はねこが愛を知って涙を流した最後のシーンの意味までは理解ができなかったけれど、この絵本によって死と生という概念をおぼろげながら理解した。そのときに考えたのは100万回生きたねこも白猫も死なずに生き続ければ幸せだったんじゃないかということだった。

 

死んだら終わり、生きていれば勝ち

この概念が俺の中で育っていった。その思想の成長を示すためによくある妄想の話をしよう。

小学生のころとか教室にテロリストが乱入してくる妄想とかしたことがないか?唐突に銃を構えた黒ずくめの武装集団が教室のドアを開けて「一歩も動くな!声を上げるな!動いた奴も騒いだやつも殺す!」とか言いながら入ってくるやつね。

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こっから先の展開ではアーノルドシュワルツェネッガー並の身体能力を発揮して武装集団を全員ボコボコにして英雄になるというのが鉄板なのではないだろうか。一人だけ逃げ出すとかいろいろパターンがあると思うのだがその時俺が考えていたのは「とりあえず誰かに声を上げさせよう」だった。

前提条件を確認しよう、敵は武装集団、こちらは子供で戦闘能力はなし。まともにやりあっても生き残る見込みはほぼない。すると武装集団の言いなりになるのが俺が生き残る手段としては最も正しいわけだ。ここまではいいだろう。その後動いたものが銃撃されるルールをクラスに浸透させなければ目の前で騒いだやつを狙った流れ弾が俺に当たるかもしれない、そう考えたら自然と「俺に流れ弾が当たる恐れのないやつを銃撃させて安全を確保しよう」となるだろう?そのためこの後の妄想は消しゴムのカスとか鉛筆とかを俺と気づかれないように遠くのやつにぶつける方法などへ派生するわけだ。なんなら銃撃されるときに周りのやつが盾となる位置関係にいられればなおいいだろう。

友人の生死も武装集団のその後も俺が生きていなければ確認することができないから自分の生存を優先度の最上位におく。何があっても絶対にこの優先度は揺らぐことがない、例え恋人を人質にされようが地球を滅ぼすといわれようがなによりもまず確認しなくてはならないのはその選択の結果俺が生きているかどうか、である。

 

小中学生のころに哲学的問題や道徳的問題を考えさせられることも多かったよな。有名なのがトロッコ問題だろうか。制御不能になったトロッコの先に5人の人間がいる。自分は分岐器のそばに立っており、切り替えるとその先には1人の人間がいる。このとき分岐器を操作するかどうか、また操作するのは許されるかどうかというのがトロッコ問題だ。

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 さて、ここで俺が生き残るためにはどうすればいいだろうか?。これより先ありとあらゆる問題においてすべての思考の出発点はここである。するとすぐに答えは出る、できる限り線路から離れるである。制御不能なトロッコなんて危険なものが脱線する恐れがないなんて誰が保証してくれるんだ?自分の安全を確保できたら線路上の人間たちに危険を呼びかけよう、優先順位に沿って判断するだけなので非常にシンプルな問題だ。仮に自分の安全が確保されていたとしたら自分の責任問題を回避するためにパニックを装って分岐器には触れない。死刑になる恐れがある案件には手を出さない、当たり前の話だ。

 

 生きるための思考を続けていくとじゃあ寿命からはどうやって逃れればいいんだ?という話になるのも自然だろう。もうこの時点で死んだらどうなるのか、など考えると恐怖で体がすくんで歯を食いしばらないと動けないほど死に対して恐怖感が高まっている。世の中の人間たちはどうやって生きようとしているんだろう、そう思い調べると出てくるのは宗教である。聖書を読んだら死後の世界をよりよいものとするために清廉潔白な人生を過ごしましょう、という内容が書いてあった。

俺はこの時点で十字教に対して見切りをつけた。死後の世界なんてものは死を受け入れた先にしかない。つまり死なない方法を模索するのをやめている、論外だ。数多の宗教や神話では死後の世界が登場する、どうやら死の先があるらしい。違うだろ、そんなものじゃないだろ、俺が求めているのは死なない方法だ。死んだって大丈夫なんてふざけた理論の話は聞いてない。

 

地球上のすべての生物は生存に向けて進化適応し続けている。その中でもとりわけ"人間"は素晴らしい。個体の増殖や世代の入れ替わりにより進化適応を繰り返す生物の中で唯一"人間"は知識という別の手法でホモ・ハビリスの誕生から200万年程度で食物連鎖の頂点となり数を増やし寿命を延ばし続けている。"人間"に生まれてよかった、ほかの生物だったら不死へ向けた行動なんて何一つできないから。ただし人体のクローン作成を禁じた国連だけは理解ができない。"人間"の発展を阻む悪魔の使いなのではないかと日々疑っている。

 

それぐらい死が怖いので安易に「死にたい」と口に出す輩を本当に心の底から別の生き物だと思っている。ほぼすべては冗談のつもりで深く考えていないのだろうが俺からしてみたら、冗談だとしても俺のすべてを否定するようなセリフなので言わないと死ぬような場面以外で口に出すことは未来永劫ないだろう。死にたいんだったその残りの分の寿命を俺にくれ。その身に降りかかる理不尽もつらさもすべて受け入れるから一分一秒でも俺に長く生きさせてくれ。"人間"が死を克服するまで俺は生きたいんだ。

 

なあ、俺が明日生き残るためにはどうすればいい?

 

 

 

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こういうキャラクターが出てくる作品がありまして、『蜘蛛ですがなにか?』っていうんです。

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この作中でおそらくぼく以外の全読者のヘイトを集めているポティマス・ハァイフェナスですね。

https://ncode.syosetu.com/n7975cr/

こちらになろうのリンクを貼っておくのでぜひ読んでください。487話の過去編①からの話がポティマス・ハァイフェナスの真相です。張り巡らせた伏線や隠された事実のほとんどが明らかになるのがそこからなので途中で読むのを諦めてしまった人もそこだけでいいので読んでいただきたい。

あの日のチョコレートの約束は

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バレンタインも近いですね。未だにバレンタインの正確な日時を覚えていなくて今年もいつがバレンタインなのか分からないんですが、毎年この時期にはある出来事が思い出されます。

少年うるうるの昔話を読んでいってください。

 

 

中学3年生のころ、通っている中学校の中では上の下程度の学力のうるうる君は地元から少し離れた進学校(※実態は自称進学校)であるK高校を受験しました。また自宅から10分ほどで通えるN高校も滑り止めとして受験していました。

ある程度勉強をして受験当日に手ごたえを感じていたうるうる君は筆記試験終了直後からすでに合格したという確信を抱いていたため特に緊張もなく合格発表の日を迎えます。

親も心配しているし自分の合格ぐらい見届けるか、そう思い立ち家を出ました。しかしその足の向かう先は第一志望のK高校ではなく滑り止めのN高校

うるうる君の住んでいる地域の高校受験の場合、合格していれば自分の受験番号とともに『本校に合格』という文字が掲示されていますが、同時に受験したもう一校に合格していれば『(相手校に合格)』と掲示されるため第一志望とはいえわざわざ遠いK高校に行くのが面倒くさかったからです。

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N高校に到着した時には既に合格通知は掲示されており、嬉しさや悔しさで騒がしい感情の渦をかき分け自分の受験番号と『(相手校に合格)』の文字を確認することができました。

あぁこれでぼくも高校生だ、合格している確信はあったもののやはり嬉しいものはうれしいのです、自然に頬が緩みます。笑顔のままN高校に合格通知を見に来ていた同級生たちとひとしきり勲等しあい、励まし、春休みの約束をして帰路につきました。この時点ではまだまだ帰っていく受験生たちは少なかったのですがやることをやったうるうる君にはもうこれ以上N高校に居座るよりも家に帰ってゲームをすることの方が優先度が高かったのです。

自転車を押して校門を出たところですぐ前に同級生のYさんがいることに気づいたので声をかけました。

「お、Yさんじゃん、これから合格発表見に行くの?」

ちょっと驚いたような顔をしてこちらを振り返ったYさんはうるうる君と自転車を並べてこう返します。

「あ、大丈夫だよ、受かってた。うるうる君は?」

「おめでとう!俺も受かってたよ。じゃあもう帰るとこ?」

「そうなんだよ、その辺まで一緒にいこっか」

しばし歓談を続けていたところでYさんが話題を変えてこう聞きました。

「てかもう帰るんなら今日とかヒマなの?」

このときのうるうる君の頭の中は家に帰ったら思う存分ゲームができるということでいっぱいでほかのことを考えられなかったのでしょう。

「あー、今日はちょっと(ゲームするっていう)予定があるんだよね。」

こんな返事を返しました。

「そっかぁ、春休みも思ったより短いよねぇ」

「あー、確かにKとかSとかと約束してたり高校の説明会とかあるしほぼ休める日ないなぁ」

そんな会話をしていたらYさんの家とうるうる君の家の方向への分岐点の近くまで来ていました。

「Yさん家って確かあっちだよね?」

「あっそうだね~。」

じゃあこのへんで、そう言いかけたうるうる君より早くYさんが言葉を発します。

「そういえばうるうる君ってチョコとか好き?」

「チョコ?アーモンド入っているやつは食べないなぁ」

「そっかぁ、受験のせいでバレンタインとかもチョコ作ってないんだよね。受験終わったし作ろうかな」

「いいんじゃない?じゃ俺はこのへんで」

そう告げ漕ぎだそうとしたうるうる君にYさんが後ろから声を掛けます。

じゃあ高校入ったら私の作ったやつあげるよ!また高校で!

うん、また高校で

別れの挨拶を終えたうるうる君は早くゲームの待っている家に帰ろうと心なし速度を上げて家に漕ぎ出しました。

 

この後うるうる君とYさんが高校で再開することはありませんでした。うるうる君はK高校に、YさんはN高校に入学していたからです。

入学式やそのあとでYさんはうるうる君を探したのだろうか。高校では接点がなく、成人式でもYさんと会うことができなかったので、あの日のチョコレートの約束は今でも果たされないままです。

今思いだすとあの頃のうるうる君はいったいなにを考えていたんでしょうかね。

バレンタインではないけれど、チョコの話なので毎年この時期に思い出します。死ぬまでには解決したいなぁ。

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

生命の神秘

みなさんあけましておめでとうございます!

 

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ところで新年になるとなにがおめでたいんでしょうかね、今年も生き延びたぞっていう生命の存続が祝福すべき出来事なのでしょうか。人間も動物なので個体の存続より種としての繁栄の方がより推奨されるべきことですよね。そう考えると懐妊に対して『おめでた』って表現を使うのは非常に理にかなっていますよね。

 

そんなことを考えながら『ゴブリンスレイヤー』を読んでいたのですが一つ疑問が生まれました。

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この世界のゴブリンって人間を繁殖目的で攫って子どもを産ませていますよね。ゴブリンと人間で生殖行動が行うことができるのはなぜなんだ・・・?

 

めちゃめちゃ基本的な話をしますが人間同士で生殖行動が行えるのは遺伝子が一致しているからですよね、犬に挿入しても馬に貫かれてもウニに精子をぶっかけても繁殖することはありえません。人間はサルから進化しましたが人間の染色体は23対、チンパンジーの染色体は24対なので進化の分岐が非常に近くに位置する動物同士でも生殖は行えません。じゃあなぜゴブリンと人間で生殖が可能なのか?

 

この疑問を解決すべく思考していましたが一応2種類の解答を思いつきました。

 

①地球とは生殖のトリガーが違う

魔法が存在する世界なので地球の基準では考えられない理屈が通るのかもしれません。染色体など関係なく卵子精子が会合すれば生殖が成立するのかもしれませんね。ファンタジー世界だと種族の垣根を越えてハーフエルフだとかハーフ馬人だとかがいるのもよくみかけるのでそういうもんなんですかね。

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ただこの理屈だと半貝人とか馬と亀のハーフとかもありそうなんですが見たことないですよね。そういう区切りも都合よく分けられてるんでしょうか、なんでもありだなファンタジー

 

②ゴブリンは人間の亜種である

もう少し地球に準拠した理論で考えると、ゴブリンと人間とは人とチンパンジーとのそれほど遺伝的に離れていなくって、黄色人種と黒色人種の差みたいなもんなんじゃないのかなと。

アメリカ大陸に上陸したコロンブスが人間で原住民族がゴブリンと置き換えるとしっくりくるかもしれませんですが、ただ文明レベルの差が激しいだけ生物的にはほぼ一緒なのではないかと。

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白色人種と原住民族との対立もいまだに根深い問題ですからね、倫理観という概念さえ薄そうなファンタジー世界では人間とゴブリンとの和解なんて夢のまた夢なんでしょう。

 

さて、これで結論が出せればよかったんですがゴブリン亜人設を通すには避けて通れない問題があります。それは出産周期の差です。人間は受精から大抵37~41週で出産となります。しかしゴブリンは受精から1か月弱で出産というのが基本です。人間で1か月弱で出産なんて事態になったら未熟児で済むレベルの話じゃありません、いくら魔法があるといったってゴブリンにそんな超未熟児を育てられるノウハウがあるとは到底考えられません。

この問題を解決する結論が出ました。

 

③ゴブリンは寄生型繁殖を行う

イメージするのは『エイリアン』です。

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エイリアンの場合は母体がフェイスハガーを産んでフェイスハガーが宿主に卵を植え付ける二段階寄生でしたが母体とフェイスハガーを同一とするのがゴブリンだと考えましょう。するとですね、繁殖行動の対象である宿主は一定の大きさがあればよいということになります。

宿主が人間であってもその生殖機能を用いるわけではなく栄養と胎内に酷似した環境さえあればよいので生殖周期が1か月というのも実現できます男性の場合は胎がないので繁殖できない、というわけですね。ゴブリンの雌はその生殖パターンに対応できる生態をしていると考えれば存在価値も生まれます。

エイリアンは宿主に応じてその身体的特徴の一部を引き継いで生まれることもあります。ゴブリンも似たような生態であればより力強く、賢く、繁殖能力の高い個体に突然変異する割合は人間のそれとは比べ物になりません。

ゴブリンスレイヤーさんの「世界の危機はゴブリンを見逃す理由にはならん」などといったセリフもいつかゴブリンこそが人間優位の世界の危機となりえるかもしれないという考えからのものかもしれません

 

以上、ゴブリンから見る生命の神秘についての考察でした。

読んでくれてありがとうございました、今年もなみだいありーをよろしくお願いします。

ガチャは楽しい

今年もクリスマスの季節が近づいてきましたね。さて、あなたはクリスマスと言えば何を思い浮かべるでしょうか?

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サンタ?プレゼント?クリスマスセール?非リアの監視?

色々思いつくものはありますが今年1番に僕が思いついたのはガチャでした。

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ソーシャルゲームやオンラインゲームでクリスマス用に様々なイベントが催されますよね、その中でも一際目玉と言えるのがクリスマスガチャ。季節ものなんて排出率はろくでもないし大して性能がよくもなかったりするのについつい回しちゃう、だってガチャは楽しいから。

もっとガチャ回したいですよね?もっといいもの引きたいですよね?なんならタダでガチャ回したいですよね???

ありますよみんなと話題を共有できて!タダで出来て!リターンも大きいものが!

 

『出産』

 

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めちゃくちゃシンプルな答えですよね!

人間に生まれた以上誰にでも権利はありますので話題性には事欠かない!

事前投資とか必要なし!男と女がそろえば可!

産まれてくる子供に働かせればむしろリターンまである!

 

ただ、当然ガチャなのでやっぱり結果にはある程度左右されちゃうんですよね。

出産ガチャから出てきたやつは学業アレルギーを患っているかもしれません。

いつまでもぼくらの居住スペースを圧迫し、はては資産まで圧迫するかもしれません。

でも大丈夫、外れなんてありません

 

例えば僕らが白血病を患ったとき、ドナーの適合率は非常に低いんですよ。でもね、出産ガチャから出て来た子供なら適合率は跳ね上がります!

骨髄のみに限らず他の臓器でも同様ですね、出産ガチャはぼくらの寿命を延ばしてくれます。

自分が必要としていなくても臓器の需要はいくらでもあるので高値で売りさばくことだって可能です。

例えば血液ですね、生きていれば湧いてくるものですがきちんと処理すれば500ccあたり2~3万円で取引されています。出産ガチャをたくさん回して各種血液型を揃えておくといいかもしれませんね。

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だから虐待とか育児放棄って商品価値を落とすだけなので一切の合理的理由がありませんよね、賢い皆さんは大事に育ててキチンと利益を生み出しましょう!

 

 

読んでくれてありがとうございました!

メリークリスマス!